Project

東京都日野市の交流ある暮らしの場「ヒラヤマちべっと」

2017年4月〜現在

 地域の空き家になった古民家を活用して、泊まる、住む、集うという3つの機能を持ったコミュニティハウスを立ち上げました。当初は電気もガスも水道も十分でなかったため、ひとまず1品の食べ物と1つの灯(あかり)を持って集う「一品一灯の会」を開催。毎月1回地域の人々の交流の場になりました。

 そのほかにも、子供向けの塾(寺子屋)や、映画上映会、子ども食堂など、様々なイベントを多数実施。活発な交流の場となり、100人以上が「居場所」と感じてリピーターになってくれるような場所に成長しました。

 この古民家の活用は開始から1年後の2018年4月で終了していますが、現在は地域の地区センターなどを活用して定期的に旅の報告会などのイベントを開催しています。(詳細はこちら。)


石川県加賀市獅子舞取材「KAGA SHISHIMAI project」

2019年1月〜現在

石川県加賀市は全国的に獅子舞が数多く残っているエリアの1つ。その獅子舞の魅力を発見するプロジェクトです。獅子舞は厄払いの意味合いから、とても勇壮で激しいです。しかし、獅子頭の鼻に着目してみることで、とても可愛らしいイメージになることを発見しました。

取材は以下の流れで行います。まずは、獅子舞の踊り手である青年団の方々にアポイントをとり、獅子舞に関して2時間ものインタビュー調査です。内容は運営組織のこと、踊り方、歴史など質問項目は多岐に渡ります。その後、獅子の鼻をはじめとした獅子の顔のパーツ、小道具(太鼓)、担い手の人々などの撮影です。今まで合計16地区、約30体の獅子頭の撮影を行いました(2019年5月6日時点)。この取材で得た情報はひたすらメモして文章で残すとともに、写真の作品として残して発信するという手法を取っています。

 獅子舞の鼻を発信することは、獅子舞の固定化された「激しい」「勇壮な」イメージを崩して、「可愛らしさ」を知ってもらうことになり、伝統文化の新たな一面を知ってもらうことにつながります。そして、可愛らしさが前面に出ることで、厄払いを行うという獅子舞の本来の姿をも2分論的に語ることにつながるのです。今回の作品は写真の役割を「イメージの変革」という意味づけで捉えたいという想いが込められています。(詳細はこちら。)